退社から札幌ドームまでの1ケ月

千葉ロッテ3連勝で前半戦を終了

〜 札幌ドーム分煙事情報告'2005 〜

2005年7月18日(月・海の日)〜 7月21日(木)

2005年7月26日

 

私は2005年6月23日をもって、40年間勤めた会社を退職した。この退職計画は昨年の1月ヘルニアの手術をした時、「もうこんなこと、してる場合ではないな」と思ったことに始まる。こんなこととは、会社勤めをしている場合ではない、ということだ。会社勤めをすること、働くことは決して嫌いではないが、会社での本来の仕事以外の煩わしい業務に、神経をすり減らすことが、阿呆らしく、堪らなくなってきたのだ。会社を辞めさえすれば、“本来の仕事以外の煩わしい業務”からは解放される。元気な内に“やっておかねばならないこと”“やり残したものはないのか”を考えながらの再スタートです。

そんな訳で、4月には出向先の社長や役員の方々に話を通し、出向元の人事部にもその旨を説明した。それから1年2ケ月の間、指折り数えて退職の日を待った。私が公開しているホームページの隠れた場所に退職日までのカウンターを設置し、解放される日をひたすら待った。あと1年、あと半年、あと3ケ月・・・。私には結構永く感じられる期間であった。

3月の終わりにスタートしたプロ野球のペナントレースだが、我が愛する千葉ロッテマリーンズは絶好調であった。開幕戦から4月までの成績は21勝7敗の驚異的な勝率を記録し、5月は17勝9敗、6月は11勝8敗1分とやや右肩下がりの勝率ではあるが、打線が活発で強いチームをバレンタイン監督が造ってきた。初めての交流戦でも、その投手力と強打線で24勝11敗1分、ソフトバンクをかわして初代チャンピオンとなった。
 

4月親父の法事で帰省した折、ヤフードームで今年初めて千葉ロッテを観戦したが、この時は負けた。退職したあかつきには、まだ見たこともない札幌ドームで千葉ロッテの試合が見たい。いや、フルキャスト宮城での楽天戦でもいい。そんなことを考えながら、退職の日を待った。この間札幌か、宮城か、悩みもしたが、気候がよくて毛ガニが旨く、ラベンダー畑の魅力に負けて、札幌ドーム観戦が決まった。退職を控えた6月、甲子園での阪神戦観戦でも負けたが、31年ぶりのリーグ優勝に向けて、札幌ドームへ行こうと決心した。
 

退職する2週間前から関連の会社、出向元の親会社に退職の御挨拶をして回ったが、皆さん「今年の千葉ロッテは強い」「これは本物です」と声をかけてくれた。出向元の親会社は“球界の盟主”と永年言われていたチームの系列会社であったが、出向する前でも、会社のバッチではなく、千葉ロッテのバッチ(「千葉ロッテマリーンズ球団50年史」の付録、この本には前監督であった山本功児さんのサインを貰いました。)を背広の襟に付け、入館証のストラップは千葉ロッテの文字が入り、福浦のメダルが付いたものを首からぶらさげていた。

その昔、「ミユキ野球教室」という番組があり、その収録現場で当時阪急ブレーブスのサブマリン・山田久志投手に「ロッテ・オリオンズ(当時)との対戦では、手を抜いて投げて下さい」とお願いしたところ、「大阪でロッテファンとは珍しい」と言われたことを思い出しました。まぁ、私が千葉ロッテと都はるみのファンであることは、私を知る人はみんな知っていた訳である。

2005年7月18日(月)、伊丹空港から一路千歳空港へ。蝙蝠球団に3連敗した千葉ロッテ。主砲ベニーを欠き、今や京葉幕張拙攻貧打線は相当の重症打線と言える。「何ば、しちょっとか!!!」と思わず九州弁で怒鳴りたくなる。チケットや宿の手配をしている頃は、交流戦の最中で正に最強の野球チームであったが、現状の千葉ロッテ急落を誰が想像しただろうか。その最弱の千葉ロッテに喝を入れるべく、札幌へおよそ2時間の空の旅。伊丹空港から沖縄・那覇空港の方が遠いと思っていたが、千歳空港の方が遠いのですね。料金で初めて判りました。千歳空港は曇り空で、どうやら午前中に雨が降ったようだ。涼しい。さすが北の大地だ。この日の気温は21度、大阪に比べて12〜3度低い。この日は「海の日」祝日で札幌ドームはデーゲーム。観戦は最初から諦めていた。

明日と明後日の観光バスの予約を済ませ、遅い昼食にカニ寿司とビール。早めのチエックインして、テレビをつけると、やってます、やってます。セラフィニ好投、2対1で千葉ロッテが勝っています。まぁ大丈夫でしようと、札幌ドームのチケット調達に出かけた。ホテルのフロントで聞くと、JR札幌駅の緑の窓口でも買えるとのこと。当初札幌ドームまで下見がてらに出かけて、購入する予定であったが、近くで買えるのならそれもいいか、と緑の窓口に向かったが、これがとんでもないことになっていた。その顛末はまた明日。

夕方のローカルニュースで勝利を知ろうとしたが、放送されていない。不安が頭をよぎる。コバマサが打たれて、救援失敗4連敗?! 半分当たりましたね。まったくもう、先発投手に勝利をプレゼントせんかい!!! 夕食はカニずくし。

2005年7月19日(火)、「札幌市内1日観光」なるバスに乗車。大倉山ジャンプ競技場(ラージヒル)、藻岩山、羊ヶ丘展望台、北海道開拓の村を訪れました。観光バスの中はもちろん禁煙ですから、降りてから吸う。携帯灰皿は必携です。羊ヶ丘展望台からは今日観戦する札幌ドームを見据え、北海道日本ハムファィターズの監督、コーチ、選手の手形とサインも見届けてきました。(下の写真)

後方の銀色に光る建物が札幌ドーム。今夜あの場所に行くのです。

午後5時過ぎ、JR札幌駅校内で弁当を買い、地下鉄東豊線で一路福住駅を目指します。国道36号線を歩いて5〜6分で高台に銀色の札幌ドームが見えます。やおらチケットを見ると、一塁側・千葉ロッテの文字。何、一塁側? ビジターは3塁側と違うんかい。入場係の兄ちゃんに聞くと、「千葉ロッテは一塁側です」 ほんまかいな。慌てて当日券売り場に向かい、事情を説明し、当日券との差額500円(S席合計4,500円)を払ってスタンドへ。ほんまにドジなことです。

今や日本のプロ野球場はドーム球場が増え、屋外の野球場は、広島、甲子園、スカイマーク神戸、横浜、神宮、千葉マリン、フルキャスト宮城の7ケ所である。こうした野外の球場でもスタンドでの喫煙は出来ない、と聞く。特に厳しいのはヤフードーム。一旦入場ゲートから外に出て、囲いの中で吸わなければならない。モニターは用意されてはいるが、球場外の柵の中であることに変わりはない。係りのお兄ちゃんに聞くと、以前はスタンドに入る脇の通路で喫煙していたが、苦情があり入場ゲートの外で吸うように決められたらしい。

後で知ったことだが、フルキャスト宮城では、半券を片手に一旦球場外に出て吸わねばならないらしい。と言うことは、そこは単なる球場周辺の通路なんだから、もちろんモニターもない。愛煙家にとってこれは日本一厳しい球場と言えるだろう。フルキャスト宮城で観戦したことがないので、事実かどうかは確認出来ないが、愛煙家でスポーツライター正木正之さんの『蔵出しコラム 失われた「野球」を求めて−−「楽天野球団」は「新球団」と呼べるのか?』にあった記事だから真実であろう。

比較的ええ加減な甲子園や大阪ドームでは確かにスタンドに入る脇の通路での喫煙が認められている。もちろん天井からモニターがぶら下げられているが、これが液晶モニターのため角度によっては非常に見にくい。でも、喫煙環境からすれば我慢出来る範囲だ。大半の野球場は甲子園スタイルではないだろうか。果たして札幌ドームの禁煙事情はどのようになっているのだろう。

一般的に野球場のスタンドに入る脇の通路からスタンドに入るためには、グランドに向かって進んでいくのが普通であるが、札幌ドームの造りは一旦グランドの外側に向かった階段を登り、スタンドに入る脇の通路の上に架けられた陸橋の上をスタンドに向かって進んでいく。(左の写真。手前の階段を登り、中央の陸橋を奥に進むと、そこがスタンド。)もちろん、この陸橋の入り口には、監視役のお姉ちゃんがスタンバイしており、トイレや喫煙からスタンドに戻る場合は、チケットの提示を求められる。

で、肝心の喫煙場所ですが、これは日本一の喫煙ルームです。(左の写真。陸橋の下に喫煙ルーム。)空港やショッピングセンターに見られるような密封した空間が用意されており、完全なる分煙化が計られています。どこの球場でも喫煙場所にはモニターが側にあるのは、当たり前ですが、札幌ドームの喫煙ルームには腰掛けられるスタンドも用意されていて、いわゆる立ちっ放しではありません。愛煙家である私には、このような配慮をしてくれる札幌ドームがいっぺんに好きになりました。千葉マリンはどうなっているのでしょう。

ビールを飲みながらのナイター観戦は、気持ちのいいものですが、トイレとタバコが一番問題ですね。この日も9回に登板した小林雅が小笠原にソロを浴び、延長戦に入りました。小林雅は昨日に続き、2日連続の救援失敗です。延長戦に備えてトイレに行き、喫煙ルームでタバコを吸っていると、10回表橋本がソロを放ちました。続けて今江もソロです。結局この2点が決勝点となり、千葉ロッテは2連勝をするのですが、タバコを吸っていたために、現場にいながら、モニターを通してしか見ることが出来ませんでした。つまりは、一番の見どころを見逃した訳です。周りはみなさんファイターズのファンでしょうが、「よっしゃあ〜〜〜ぁ」と思わずガッツポーズが出ました。スタンドでは千葉ロッテを応援している人もいて、まぁ、ヤフースタジアムや甲子園とは違います。さすがリトルトーキョー札幌です。

   

喫煙ルーム

モニターを見ながら忙しなく吸う

翌日の20日(水)、富良野、美瑛を観光し、再び札幌ドームで観戦した。勝手知ったるドームの中、ビールを飲み、野次を飛ばし、トイレに行き、喫煙ルームでタバコを吹かし、15安打の15得点でオールスター前の最終戦3連勝。ルーキー久保が8勝目。(芝居がかりで)北の国から、ぁ、縁起がい〜いわい。

「週刊千葉ロッテ」札幌ドーム観戦記

http://ytaguchi.hp.infoseek.co.jp/lotte/game/game2005/game2005-7.html#sapporo

21日(木)、ホテルチェックアウトしてから大通公園に行き、テレビ塔に登り眼下に拡がる札幌の街を見届けました。帰りの飛行機は夕方発ですから、まだまだ時間があります。大通公園の写真を撮ったり、ベンチでウトウトしたり。涼しいのでなかなか帰る気が起こりません。昼御飯は札幌駅ビル6回のソアラーダイニングの「ハゲ天」という天麩羅屋さんで、天麩羅を肴にビールを飲みました。このお店も午後2時までは禁煙とかで、少し離れたところにある喫煙室まで行かねばなりません。

   

隣の「大丸」との間にありました。

やや狭苦しいスペースです。

   

周りはすべて食べ物屋さん。  

上部は吹き抜けでした。大丈夫?

食事の後、JRタワー展望室(タワー・スリーエイト、高さ173m)に登りました。もちろん禁煙。こちらの展望台の方がさっぽろテレビ塔(高さ147m)よりも高いようです。もうすぐ札幌ともお別れです。

これは千歳空港の搭乗口にある喫煙ルームです。

慌ただしい4日間の旅でしたが、札幌ドームで千葉ロッテを観戦するという目的は充分に果たせました。今日からはオールスター戦以降初めてのゲーム・西武戦(金沢)です。小野が先発します。ベニーもスタメンに復帰するでしょう。31年ぶりのリーグ優勝を目指して、頑張れ、千葉ロッテ!!!

 

私のおもちゃ箱 目次  

生きていりゃこそ、タバコが吸える

千葉マリン分煙事情報告'2005

     

[PR]≪占い奇跡の恋愛術≫初回無料:幸せな結婚へ導きます。本格結婚鑑定